オープンデータの聖地、鯖江を行く(2日目)

オープンデータ@丹波のメンバーが鯖江を訪れた目的の1つが

「ゆるい食堂」に参加することなのです。

子どもに限らず誰でも自由に参加でき無償で食事が出来る食堂。

食材などは運営メンバーが協賛企業から集めた食材で料理を無償提供しています。

そして、食器も企業が使わなくなった越前漆器が使われているという豪華さ。

さて「ゆるい食堂」と名が打たれ、食事を楽しむ為に参加されるみなさんには

「気兼ねなく・ゆるく・自由に参加できる」そんな食堂。

その裏側は「ゆるい」なんて言葉では表せない戦場が待ち構えていました。

食堂の開店までは2時間。とてつもなく短い時間。

喜んで食べて欲しい、鯖江の味を楽しんで欲しいと、当日持ち寄られた食材で献立を考え、数時間で作り上げられる。

調理室はお姉さん・お母さま方の戦場と化しており、すごい速さで料理が出来上がっていく。

調理室は本当にクーラが効いてるのか?と思うほどの熱気。

その中で的確な指示が飛び、手際よく次々と出来上がっていく料理。

流石ベテラン主婦の方々。

料理が(手早く)出来ないオープンデータ@丹波の男衆は会場のセッティングと

出来上がった料理の配膳すること。生半可な気持ちで戦場に赴くと怒られちゃいます…。

そして出来上がった料理の品数はざっとこの量。

写真の向こう側までギッシリと料理が並べられています。

おむすびは200人分!!。

農家さんから提供された、とれたての水々しいトマト。熟れてて美味しそうなのです。

鯖江の小学生には定番の冷やっこらしいです。地域によって定番があるんですね。

丹波には無いよって伝えると驚かれました。

こういう交流が本当に面白い。

いよいよ「ゆるい食堂」が開店し待ちかねた様に

子どもや親御さん、おじいちゃんおばあちゃん

が続々と入店。

満員御礼の会場となり提供された食材の説明と感謝を込めて、

みんなで「いただきます!!」の合掌。

私たちが想像していた以上のスケールで展開されている食堂。

これが全て地域や企業の無償提供によりまかなわれている事実。

食を通した場づくりが活きている鯖江。

すごいものを経験したな、

丹波では出来ないのだろうか?

何が違うのだろうか?

どうすれば出来るのだろうか?

と、丹波へ向けて走る車の中でメンバーと語り合うのでした。

新しい繋がりもでき、鯖江と丹波がまた近くなったと感じた2017年の初夏。

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